百合・・・なのか?「週に一度クラスメイトを買う話 ~ふたりの時間、言い訳の五千円~」
nemuyama
ねむやまばなし
久しぶりに、読んでてちょっと苦しくなるくらい感情を揺さぶられるラノベを読みました。
それが・・・
バスタブで暮らす、です。
たまたま見かけて、このライトノベルがすごい!2024の2位ということを知り、とりあえず買って読んでみましたが・・・
めちゃくちゃ面白いやんけ。
細かいあらすじは小学館のサイトだったりAmazon等で読んでいただくとして、この作品、基本的にはタイトルの通り、バスタブで暮らし始めた成人女性のお話です。それだけ書くと、すごい軽い?ように感じますが、内容はかなりしっかりしていて、読後はラノベを読んだというより、一般小説を読んだくらいの充実感がありました。
その要因の一つは、主人公や周りの登場人物が学生ではなく社会人で、社会人特有のそれなりに重い悩みだったりなんだったりを掘り下げていくからだと思ってます。社会人だからこそ共感できるラノベ、最高です。
登場人物が抱えるものはそれなりに重いものの、読みやすさは素晴らしく、大体3,4時間で読めてしまいます。それくらい読み進めやすい文章でした。
最近本読んでないな、という方でも読みやすいと思うので、読書欲が高まったらぜひ読んでみてください。